今もこれからも

「…あの1年のクラスってどこにあるの?」
おずおずと聞いてみる。

「は?お前学校で迷子?」
ぐさっ!図星だよ…図星…

「いやぁ~その~っね?」
ごまかしてみたけど

「迷子なのか、お前馬鹿だな」ふって鼻で笑ったこいつに
少し…、かなり腹を立てながら
「んーまぁそんなとこ?」
あはは~なんて言いながら
思いっきり睨んでやった(笑)

「…お前睨んでるだろ」
そんな事言う、こやつに
「もともとこうゆう目でございます」
皮肉っぽく言ってやった。フフン

「…お前……超うざい」
眉間にしわを寄せて言うこいつ

「ーなっなによー!!あんただって
超スーパーウルトラうざいもんっ」
フンっ!なによ、こいつ…

「………………よくも言いやがったな」

ん?なに?って振り向こうと…
“グっ”
なっなに!?
腕を引っ張られて目の前には
いい感じに筋肉のついた…ー胸板!?

「なんでーーっ!?」
思わず叫んだら
「うるせーんだよ。」
頭の上から
超スーパーウルトラうざい奴の声が

「…っなにしてんのよ!?」
なんで私抱きしめられてるのっ!?

「…これ以上騒ぐなら、口塞ぐぞ」
「はっ?意味わかん…ーん゙っ!?」
何コレ何コレ何コレ何コレーっ
「だからうるせーんだよ」

はっ?意味わかんない…


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