今もこれからも
んなんだ…?あの女
せっかく寝ようと思ったのに
あいつの涙が頭に浮かんで
寝れねぇじゃねぇかよ
しゃあねぇ教室でも行くか
「遅れてすみません」
って言いながら入ってくと
木の下から聞こえてきたあの女の声がした
あっそういやぁ
あいつ1年の教室探してたなぁ
もう一回あの女の方を
見ると、先生に怒られて恥ずかしそうに
下を向いていた
その姿が可愛いくって笑ってしまった
そしたらあの女がまた睨んできた
…なんかあいつ、おもしれぇ
絶対俺の女にしてやるよ
俺は1人そんな事を思っていた
クラス全員の名前の書いてある紙を見ると
「…あの女。風上鈴夏って言うのかぁ」
へぇ~
HR中、先生の話し聞いてもおもしろく
ないから、風上鈴夏の観察でもするかっ
髪はセミロングの暗い茶色
目はくりくりしてて、鼻もすっとしている
唇もちっちゃいわけでも大きいわけでも
無い絶妙な感じ。色白で細いわりに
胸もちゃんとある。とまぁこんな感じ
風上鈴夏、俺の女にしてやるよ
ー