社長のご指名 *番外編Ⅰ*
第3章 -憧れ-
アリーナの中の熱気は物凄いもので、団扇を持って来ればよかったと後悔した。
額に滲む汗が流れ、化粧が崩れるかもしれない。
場内がザワザワしていたが、照明が落ちステージに照明が付くと歓喜の悲鳴があちらこちらから聞こえる。
大型スクリーンにjuliet&Roseの文字が映し出されアップテンポの音楽が流れる。
ランウェイも照明に照らされ、端から出てきたモデルがリズムよる歩いて行く。
「きゃー!きゃー!アキさーん!」
白のショートパンツに、白のチュニックなんだけどまるでベビードールのよう。
さっきまでストレートだった髪の毛も巻かれていて、フワフワと靡いている。
観客に手を振って歩いていて、一瞬だけど目が合った時にウィンクしてくれた。
額に滲む汗が流れ、化粧が崩れるかもしれない。
場内がザワザワしていたが、照明が落ちステージに照明が付くと歓喜の悲鳴があちらこちらから聞こえる。
大型スクリーンにjuliet&Roseの文字が映し出されアップテンポの音楽が流れる。
ランウェイも照明に照らされ、端から出てきたモデルがリズムよる歩いて行く。
「きゃー!きゃー!アキさーん!」
白のショートパンツに、白のチュニックなんだけどまるでベビードールのよう。
さっきまでストレートだった髪の毛も巻かれていて、フワフワと靡いている。
観客に手を振って歩いていて、一瞬だけど目が合った時にウィンクしてくれた。