社長のご指名 *番外編Ⅰ*
紗衣と鈴も涼しげな洋服を着て庭に出てきた。
お姉ちゃんも朔夜さんとお風呂から戻って来て、庭に行ったりキッチンに行ったりと手伝ってくれた。
「朔夜、鈴にエプロンつけてあげて。」
「ああ、溢すかもしれないな。」
「あったあった。これ掛けてあげて。ふふっ、皐月くんの膝に座ってる。紗衣はお義父さんの膝に座っちゃって……。」
「妬くよ。皐月や親父がいる時は俺に甘えてこないんだからな。」
「しょうがないわよ。明日になればぱぱ、ぱぱってまた煩くなるわよ。」
「大歓迎だよ。」
こうやってお姉ちゃんと朔夜さんの会話を聞くのは嫌いじゃない。
擽ったくて、嬉しくなる。
「あっ、雪菜。ちょっと来てくれる?」
お母さん達もみんな庭に行き、私も行こうとした時だった。
お姉ちゃんも朔夜さんとお風呂から戻って来て、庭に行ったりキッチンに行ったりと手伝ってくれた。
「朔夜、鈴にエプロンつけてあげて。」
「ああ、溢すかもしれないな。」
「あったあった。これ掛けてあげて。ふふっ、皐月くんの膝に座ってる。紗衣はお義父さんの膝に座っちゃって……。」
「妬くよ。皐月や親父がいる時は俺に甘えてこないんだからな。」
「しょうがないわよ。明日になればぱぱ、ぱぱってまた煩くなるわよ。」
「大歓迎だよ。」
こうやってお姉ちゃんと朔夜さんの会話を聞くのは嫌いじゃない。
擽ったくて、嬉しくなる。
「あっ、雪菜。ちょっと来てくれる?」
お母さん達もみんな庭に行き、私も行こうとした時だった。