社長のご指名 *番外編Ⅰ*
なんだか、改めて面と向かって“ありがとう”って言うのは恥ずかしい。
「うん、また来てね。」
「うんっ。仕事頑張って!」
「ありがとう。じゃあ、おやすみ。」
「おやすみ。」
外まで見送ってくれるお姉ちゃんと朔夜さん。
もっといたかったなぁ……。
会おうと思えば会えるんだけど、一緒に住みたい。
「あっ、お姉ちゃん!」
「ん?」
「大好きだよー!」
「えぇ?いきなり何?」
「なんでもないよぉ。じゃあね。」
後部席に乗り、窓を開けて手を振る。
「雪菜は一生お姉ちゃんっ子かもしれないわね。」
呆れたようにお母さんが言うけど、気にしない。
だって、お姉ちゃん大好きだもん。
シスコンって言われてもまったく気にしない。
綺麗で可愛くて優しくて、笑顔が素敵な自慢のお姉ちゃんだもの。
-END-
「うん、また来てね。」
「うんっ。仕事頑張って!」
「ありがとう。じゃあ、おやすみ。」
「おやすみ。」
外まで見送ってくれるお姉ちゃんと朔夜さん。
もっといたかったなぁ……。
会おうと思えば会えるんだけど、一緒に住みたい。
「あっ、お姉ちゃん!」
「ん?」
「大好きだよー!」
「えぇ?いきなり何?」
「なんでもないよぉ。じゃあね。」
後部席に乗り、窓を開けて手を振る。
「雪菜は一生お姉ちゃんっ子かもしれないわね。」
呆れたようにお母さんが言うけど、気にしない。
だって、お姉ちゃん大好きだもん。
シスコンって言われてもまったく気にしない。
綺麗で可愛くて優しくて、笑顔が素敵な自慢のお姉ちゃんだもの。
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