スポーツバカな彼氏がまさかの風邪をひきました。
「じゃあ、薬飲んで…??」
「うん、やさしいね…」
「////…そ…そんなことないよう」
赤くなってる祐那を見ながら
やっぱりかわいいなって素直に思う俺は熱で浮かされてるようだ。
「もぅ、早く薬飲んで!!
ソファーにいるより
ベッドに行った方が
暖かいと思うよ。」
「はいはい」
そういえば、ソファーなんだっけ??
俺の上にはジャンパーと
祐那のコートが掛けてあった。
「っ…じゃあ、ベッド行こうかな」
立ち上がろうとした俺に
「大丈夫っ??」
と祐那が駆け寄ってきた。
「…っ大丈夫だよ。」
支えてくれる祐那の手は
俺を包み込んでくれるようだ。
ベッドに行った俺は
薬が効いたせいか
楽になって着替えをし
それと
同時に寂しさも襲ってきた。