きらきら。



「それって・・・」
「うん、俺の親~」
「全然昔じゃないじゃん!」
「かれこれ10何年・・・(´∀`)」
「最近じゃん!むかーしむかしなんて言うから神話だと思ったのに!」
「あははー、でもさ、いい話でしょ。」
「それは、そうだけど・・・」
「だからね、俺はこの羽、すき。」



そう言って、リュウくんは笑った。
天使みたいな笑顔だと思った。
まぁ、天使なんだけど。



「今、天使みたいって思った?」
「え?」
「天使はねー、人の考えてることわかるんだよー。
 俺は半分天使、半分人間みたいなもんだから、たまにしかわかんないけどねー。
 どう?当たった?」
リュウくんは得意げに聞いてきた。
「うん、なんか・・・笑った時とか・・・。」
「・・・そうなのー?」
「雰囲気が、ふわって感じ・・・?」
「そっかなぁ?」
うーん、と考えてから「褒められてるならいっかあ」とまた笑った。



「アオちゃんはなかなか笑わないね?」










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