☆フードつきパーカ
「まぁ、都合つけば来いよ。一般公開だし。午後からだからさ。場所とか書いとく。夏澄、メモちょうだい」
夏澄が机から小さいメモを取りだし、一枚ぺりっとちぎって月に差し出した。
「はい。」
「さんくすー」
月はペンでさらさらと内容を書いて、私に向けた。
「これね。来てみ、おれのうまさ、わかんぞ。」
「あ、う、うん」
微妙な返事と共に、私はそのメモを受け取った。
「とか言ってさぁ、一点も決めれなかったら、月超ハズくない?」
「ばっ、そーゆープレッシャー的な事は言わないで!!」
「あはは。」
「何話てんの?」
「あ、太陽!」