愛恋(アイレン)〜運命の恋〜
そして放課後、今日は兄が迎えに来ることになった。



待ち合わせ場所は、私がいつも利用しているコンビニの、駐車場だ。




そして、今日もバイトがある。




待ち合わせ場所に向かう途中、私は昨晩のお母さんとの喧嘩を思い出していた。



―何でよりを戻したのよ!!新しい恋愛がしたくないわけ!?―




―どうして母さんに、私の恋愛を指図されなきゃいけないの!?何で母さんはユウスケの悪いところしか見てないの!?良いところもちゃんと見てよ!!―




―見てるからこそ言ってるんじゃない!!またあなた、彼に振り回されたいの!?―



―母さんは何もわかってない…何もわかってないわよ!!!―




今思うと、今までためてきた不満が爆発したんだと思う。
なぜか母さんは、昭和の教えを私に押し付けてくる。



家事とかは別として、恋愛にそんな教えはいらない。自分で考えて決めるんだから。
後悔なんてしない。
私は、ユウスケを信じてる。信じてる……んだけど、あのメールが頭を焼き付いて離れない。




『今度Hしよ?』




彼は突然どうしてしまったんだろう?
彼の友達が、みんな経験者で、自分1人は未経験だったからなのかな??
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