愛恋(アイレン)〜運命の恋〜
「えりなさん!静かに!!」




私の奇声を聞いた先生が、呆れ顔で言った。




「す…すみませんでした」




私は、恥ずかしさのあまり、俯きながら言った。




授業中に奇声をあげてしまった…!!
本当に恥ずかしい!!




私の奇声を聞いた同級生達は、クスクスと笑っている。



私は、顔が熱くなるのを感じつつ、ズボン作成を進めた。




あれから授業は順調に進み、ズボン作成もある程度進んだ。




と、制服のポケットに入っていた携帯電話が震えた。




「あっ…ユウスケだ」




私は、携帯電話を見つめながら言った。




ユウスケは、中学時代に付き合っていた彼氏だ。
一度は別れたけれど、まだお互い好きだとわかり、よりを戻した。




ユウスケからのメールは、【空いている時でいいから、久々に会おう】…というものだった。




私は、少し微笑みつつ、【わかった♪】と彼に送った。



だが、後にユウスケは変貌することになる。
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