愛恋(アイレン)〜運命の恋〜
早速携帯電話を開くと、新着メールの表示が出ていた。
やはりユウスケからだった…。




私はユウスケから送られてきたメールに、一瞬だけ戸惑ってしまう。




【こんばんわ♪ 今度Hしよ?】




何、、これ?
私をからかってるの?
それとも本気??
ねぇ…ユウスケの意図がわからないよ…。




私は戸惑いつつ、【冗談はやめて!】と、彼にメールを送った。




私が彼にメールを送って数分後、返事のメールが返ってきた。




【冗談じゃねぇし、本気だから】




絵文字なしの文には、彼の本気さが伝わっていた。




[嬉しさ]と[不安]、[戸惑い]と[恐怖]が、今の私を支配していた。
気持ちがぐちゃぐちゃになったまま、私は彼に返事する。




【…いいよ(^^) でも初めてだから優しくしてね?】



今思うと、本当に軽い気持ちだった。
彼と1つになれるなら、それでいいとさえ感じてた。
それぐらい、ユウスケが大好きでした…




彼の返事がすぐだったことは、わかってくれるだろう…。




一通りユウスケにメールを返した後、私はバイト先を出て、お母さんの車の中に乗り、家へと帰った。



なぜか、携帯電話が震えている。
< 6 / 46 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop