オレ様なキミ
どんな人だか気になったから



目を向けてみると……




笑顔がとっても似合う




王子様的な存在の人がいた………。



でも誰だかわかんないや



まぁ入学したてだし

そんなの当たり前だよね♪




って思ってたら




『あっ榊原 舜だ』




と、隣の陽菜が言った。




「陽菜、あの人のこと
知ってるの!?!?」



他人にあまり興味がない

陽菜がなんであの人のこと

知ってるんだろう…???



『あんた知らないの!?!?』



知らなくて当たり前じゃん!!




初めて会った人だし…



『あの人のこと知らないのこの学校であんたくらいじゃない??』





マ、マジですか……




でも!!!

「なんで陽菜は知ってるの???」




『はぁ…あのね、榊原 舜は……』




そういって陽菜は話してくれた。





名前は榊原 舜(16)



高校2年であたし達より
1つ先輩。



あのルックスで成績トップ

スポーツもできて


さらに……




『…この学校の生徒会長よ???』






完璧人間というのは



こんな人のことを言うんだ…。





榊原会長のことについて

色々考えていた…。




そんなあたしたちのことを


王子様が見てたなんて


そのときのあたしは


全く気づいてなかった……





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