夏の哀しみ
8月9日
そのとき、わたしは数学の宿題をやっていた。
8月9日。
今からちょうど65年前、長崎に原爆を落された日でした。
私は、数学の宿題がとてつもなく面倒で、
近くにたまたま置いてあった赤い折り紙を手に取り眺めた・・・。
赤。
太陽の赤、〒ポストの赤、りんごの赤・・・・。
そして血の赤・・・。
いろいろな赤が浮かびました。
そしてなんとなく鶴を折ってみた。
とくに理由は無かった・・・・。
けれど、何故か気がつくと口が
『ナガサキ・・・ヒロシマ』と呟いていた・・・。
そしてまた何故か瞳を閉じた。
一瞬、時が止まったかのように思えた。
8月9日。
今からちょうど65年前、長崎に原爆を落された日でした。
私は、数学の宿題がとてつもなく面倒で、
近くにたまたま置いてあった赤い折り紙を手に取り眺めた・・・。
赤。
太陽の赤、〒ポストの赤、りんごの赤・・・・。
そして血の赤・・・。
いろいろな赤が浮かびました。
そしてなんとなく鶴を折ってみた。
とくに理由は無かった・・・・。
けれど、何故か気がつくと口が
『ナガサキ・・・ヒロシマ』と呟いていた・・・。
そしてまた何故か瞳を閉じた。
一瞬、時が止まったかのように思えた。