イジワル王子に恋をして!?
これは、なんとしてでも遥斗を今日中に花火に誘わないと…。
「瑞希!あたし今から遥斗誘って来る!」
あたしは決心して立ち上がった。
「せっかくやる気になってくれたのは嬉しいけど、今はやめて、せめて次の休み時間にしたら?」
??
「なんで?」
「もうすぐHRが始まるから」
「え?」
キーンコーンカーンコーン…。
ナイスなタイミングでチャイムが鳴った。
うっそー!!
せっかく誘おうと思ったのに!