イジワル王子に恋をして!?
慎がまた勝手に俺のケータイを覗いていた。
慎はありえねぇ、って顔をしている。
「しかたねぇだろ。一応副生徒会長なんだからいねぇといけねぇんだよ」
「じゃぁ遥斗が来るまで俺が優ちゃんといてやる!」
「それだけはやめろ」
優と慎を2人きりにはできない。
きっと、優の友達と一緒に待ってるだろ。
ブー、ブー。
優からのメールが返ってきた!
題名:Re:Re:
本文:じゃぁ、教室でまってるね(^∪^)
自然と顔が笑顔になる。