イジワル王子に恋をして!?


「なに!?どした!?」


「は、る…がぁー」


「えっ!?ちょっと落ち着け!?」


慎くんはあたしを落ち着かせるようにゆっくり頭を撫でた。




「ヒック…」


「落ち着いた?」


「ん…」


慎くんのおかげで泣きやんだ。


「話し聞いたげるから、そこの公園行こ?」


「うん」


あたしと慎くんは目の前にある公園のベンチに座った。

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