イジワル王子に恋をして!?


「俺、その状況見てねぇけど…なんかの勘違いだと思うぞ?遥斗の奴、優ちゃんにベタ惚れだったからさ、遥斗、結構一途な奴だから、遥斗と話ししてみれば?」


慎くんはニカッと笑った。


「話してみる。ごめんね?今日は迷惑かけちゃって」


「全然!優ちゃんと話せてよかったし!」


そう言って慎くんはまたニカッと笑う。


「またなんかあったら、俺でよければ話聞くからな?」


「うん!ありがと!」


「じゃ、帰るか!」


「そだね」


「送ってやれねぇけど、気をつけて帰れな?」


「うん!家、この近くだし大丈夫だよ!」

< 157 / 316 >

この作品をシェア

pagetop