イジワル王子に恋をして!?
「なに言ってんの!?遊び人とかムリ。あんな人がどうしてモテるんだろ」
「じゃあ今日の昼休みに会う森北くんに期待だね」
「なにそれ」
「まぁまぁかっこよかったよ?まぁ優の場合、恭くんと亮くん見てるから理想が高いんだよ」
理想高い?
そんなつもりないんだけどな…。
「ってか森北くん、絶対優に告るつもりだよ。うん。あれは絶対そうだ」
瑞希は腕組みをして頷きながら言った。
「優に告るとかすごいね。付き合ってあげたら?」
「なに言ってんの!?ってか瑞希楽しそうだし…」
瑞希はさっきからずっとニヤニヤ笑ってる。
周りからみたら絶対変な人だ。
「あたりまえじゃん!優に初彼ができるかもしれないんだよ!?」
ないない。