イジワル王子に恋をして!?


「ちょっと話したいことあるから、一緒に弁当食べない?」


「いいぞ。じゃぁ屋上行くか。誰もいねぇし!」


「変なことさせないから」


「して欲しいんだ?」


「ち、違う!」


あたしは顔を赤くして首を横に振った。


「冗談。行くぞ」


あたしは遥斗と屋上に向かった。


遥斗の言う通り、屋上には誰もいない。


…そう言えば…。


「今日花道さんは?いつもいるのに…」


「あぁ、今日は1回も来てねぇぞ?」

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