イジワル王子に恋をして!?
文化祭当日…。
「…なにこれ」
「……クレープ…。」
クレープなんて作ったことないあたしはクレープを試しで作ったらクレープには見えないぐらいグチャグチャになった。
「はぁー…優は接客して。優の可愛さで客を呼びつける」
なっ…。
「あたし可愛くないからお客さん来ないよ」
「来るってばぁ!笑顔でニコッってしとけば、客はどんどんやって来るわよ♪やてみ?」
「…ニコッ?」
あたしは瑞希の言われたとおりにニコッとしてみた。
「かーわいーい!!」
瑞希はあたしに思いっきり抱き着いた。