イジワル王子に恋をして!?
「メニューです♪選んでお待ちください♪」
あたしは瑞希に言われたとおりに笑顔でクレープを待ってる人にメニューを渡している。
「君、優ちゃんでしょ?可愛いねー。一緒に話しながら待ってない?」
えっ…。
メニューを渡した男子生徒に手首を捕まれた。
「離してください」
「いいじゃん♪ちょっとだけだし」
「すいません、仕事中なんで」
「じゃぁ仕事が終わるまで待っててあげるからさ」
「嫌です!離してください!」
あたしはその男子生徒の手を振り払おうとしても離してくれない。