イジワル王子に恋をして!?
あたしのエロ兄貴、恭くんはいつもあたしの部屋をノックもしないで勝手に入って来る。
恭くんに起こしてもらうとか最悪な1日になりそう…。
「ごめんって!でも、さっさと用意しないと遅刻するぞ?」
AM7:34。
ケータイで時刻を確認した。
うっそー!!
あと11分で家出ないと!!
「恭くんのバカ!なんでもっと早く起こしてくれなかったの!?」
「恵も俺も何回も起こした。恵が学校まで送ってくれるから、8時までに用意しろって」
「ホント!?さすが恵ちゃん!」
「俺に起こしてくれてありがとうはないわけ?」
「ありがと!早くでてってよ。あたし着替えるんだから」