イジワル王子に恋をして!?


そう言って遥斗のお母さんは家を出て行った。


遥斗を見あげると困ったような顔をしていた。


「遥斗?どうしたの?」


「ん?あぁ、なんでもねぇよ」


「そう?」


「行くぞ」


遥斗はあたしを連れて部屋に向かった。





「好きなとこ座って、なんか飲み物持ってくる」


「ありがと」


遥斗が部屋を出て行ってからあたしはベッドに座った。


なんか緊張するな…。

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