イジワル王子に恋をして!?


遥斗はあたしの隣にそっと座った。


「あたし、良いよ?遥斗と付き合ってるってみんなに言っても」


「おいおい?なんか話かみ合ってねぇけど?」


「だって、遥斗はあたしの彼氏でしょ?」


あたしがそう言うと遥斗は顔を赤くした。


「隠したいって言ったけど、やっぱり言いたい。ダメ?」


遥斗はさっきよりも顔を赤くしてジッとあたしを見ている。


「遥斗?」


ちょっと首を傾げて遥斗を見上げるようにして言った。




ガバッ


「遥斗?」

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