イジワル王子に恋をして!?


「へぇ、ダブルベッド…」


遥斗はニヤッとした笑顔であたしの顔を覗き込んだ。


あたしは顔が赤くなる。


「昼間っから変なこと言わないでよ」


「顔真っ赤ー♪さぁ、さっさと着替えるか」


遥斗は荷物を置いて着替えだした。


「ちょっと!いきなり着替えないでよ!!」


あたしは自分の顔を両手で隠して後ろを向いた。


「あぁ、悪ぃ悪ぃ」


遥斗はそう言うわりには楽しそう。


「優もさっさと着替えろよ」


「わかってるよ」

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