イジワル王子に恋をして!?


んん?


あたしはゆっくり顔を上げた。


うそでしょ…?


天道遥斗があたしの後ろの壁に両手をついて、あたしが逃げれないようにしてる。


なにこの体制!!


怖いんだけど…!!


「ねぇ、なんかお礼とかないの?」


はぁ?


お礼!?


「なんのお礼?」


「俺と恭の関係を教えてあげたお礼」


それでお礼!?


でも教えてもらったんだし、一応…。


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