イジワル王子に恋をして!?








―ガチャッ。


ボーッとしていたら遥斗があがってきた。


「優?」


遥斗が近づいて来るのがわかる。


どうしよう…。


なんて言ったらいいんだろ…。


「なにしてんだよ?」


遥斗があたしの隣に座った。


「髪も乾かさないで、風邪ひくぞ?」


遥斗はあたしの髪をすくった。


「乾かしてやるからおいで」

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