イジワル王子に恋をして!?


だんだんと遥斗の体重がかかってきて、ボフッと音をたてて2人の身体はベッドに沈んだ。


「ふっ…んん」


しばらくして唇が離れた。


遥斗はあたしをジッと見ている。


「…どうしたの?」


「ムリだったらすぐに言えよ?やめるから」


「…うん」


遥斗はあたしのおでこにキスをしてからまた唇にキスをした。


遥斗の手はあたしの胸の前でもぞもぞと動いている。


……ちょっと待って。


あたしの目には白い天井と明るい光を照らしている電球。


「遥斗、ちょっと」

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