イジワル王子に恋をして!?


準備完了!!


後は遥斗が迎えに来てくれるのを待つだけ♪






―ピンポーン。


来たッ!!


あたしは急いで下まで降りて下駄を履いてドアを開けた。


「おっす」


遥斗は右手を軽く上げて言った。


「おっす」


あたしも遥斗のマネをして言ってみた。


「今日はまたカワイイ格好してんじゃん?」


「浴衣、似会う?」


「うん。なんか大人っぽい」


へへっ。

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