イジワル王子に恋をして!?
??
また誰かが入って来た?
天道遥斗の兄弟だったりして!?
そう思ってドアの方を見ると、私服姿の天道遥斗がいた。
…カッコイイ。
うかつにもそう思ってしまう。
「あら?優ちゃん顔赤くない!?」
「えぇっ!?」
天道遥斗のお母さんに言われてあたしはほっぺを押さえる。
赤いはずないじゃん!
あたしはこんな奴嫌いだもん!!
「いいのよ!じゃっ、あたしは晩ご飯の準備してくるかな?優ちゃん食べてくでしょ?」
えっ?