イジワル王子に恋をして!?
「そんな!悪いですよ、帰ります」
「うちは全然オッケーよ!むしろもうちょっと優ちゃんと話したいからいてほしいな♪あっ、優ちゃんの家でもう準備しちゃってるかな?」
「うちは連絡すれば大丈夫です」
「じゃぁ決まりね!それじゃ、できるまでゆっくりしててね」
そう言ってから天道遥斗のお母さんの目線は天道遥斗に移った。
「アンタ、いくら付き合ってるからって優ちゃんに変なことするんじゃないよ」
天道遥斗のお母さんはそう捨てセリフを言ってからニッコリ笑って部屋からでて行った。
部屋に2人きりなると、とたんに静かになる。
あたしは恐る恐る天道遥斗を見た。
天道遥斗はあたしと目が合うと、ニヤッと笑った。
ヒィッ!!
あたしは肩を縮めた。