イジワル王子に恋をして!?


焦りすぎて言いたいことが声にでない。


そんなあたしにかまわず天道遥斗は首筋を舐めてきた。


「ひゃぁ!」


首が弱いのと、初めての感触に背中がゾクゾクして、思わず変な声がでた。


「首弱い?」


ホントは弱いけどあたしは首を横に振る。


「素直じゃねぇの」


天道遥斗は楽しそうに言ってそのままあたしに口付けてきた。


「んンっ」


バンバンと天道遥斗の胸板を叩いたけどすぐに力が抜け、抵抗をやめた。


唇が離れた瞬間に酸素をお吸い込むために口を開いたら天道遥斗の舌が入ってきた。


「ふぅんッ…ンっ」


離れたいけど、背中には床、上には天道遥斗…。


どうもがいても離れることはできない。

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