Let you say‐love you‐


閉じられた瞳は、呼びかけても開くことはない。


俺の背中にまわっていた腕にも力はない。




「…っ!?実麗!?っおい!!実麗!!!」

「鷹神くん!?どうし…」

「救急車!!早く!!!」





気を失っているだけ─。


俺にはそう、思えなかった。


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