ビタースウィート・レッスン 〜聖夜に特別レッスンを〜
「え……いいこと――?」
「あぁ。
勇気が出るおまじない代わりだ。
ただし、貢にはオレが
話したってことは絶対ヒミツな。
それ約束してくれん
だったら、話すぜ?」
「勇気が出る――
おまじない――……」
それを言うなら、『元気』
じゃない? って、
ちょっと思った。
でもなぜだか、その言葉に
トクンと、あたしの鼓動が
反応してる。
『勇気』。
それが、何かを変えて
くれるんだろうか?
あたしと貢にぃの、何かを。
「教えて――ください」
高鳴る鼓動を感じながら、
あたしは爽介さんに、
そう伝えた――。
☆☆☆☆☆
「あぁ。
勇気が出るおまじない代わりだ。
ただし、貢にはオレが
話したってことは絶対ヒミツな。
それ約束してくれん
だったら、話すぜ?」
「勇気が出る――
おまじない――……」
それを言うなら、『元気』
じゃない? って、
ちょっと思った。
でもなぜだか、その言葉に
トクンと、あたしの鼓動が
反応してる。
『勇気』。
それが、何かを変えて
くれるんだろうか?
あたしと貢にぃの、何かを。
「教えて――ください」
高鳴る鼓動を感じながら、
あたしは爽介さんに、
そう伝えた――。
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