ビタースウィート・レッスン 〜聖夜に特別レッスンを〜
「あぁ、酔ってた。
今となっては思い出すのも
おぞましいが……まぁ、
そんときはオレも酔いで
ハイになってたからな。
ノリで、貢にイロイロ
突っ込んでみたワケだ♪」
「は、はぁ……」
さすが爽介さん。強いわ。
「で、そんときに聞いたんだよ。
なんでお前はパティシエに
なったんだ? って」
「え――――!?」
瞬間的にドキッとした。
『なんで、パティシエに
なったのか』。
それは、あたしもこの数年
ずっと胸に抱えてた疑問。
そう――今だに貢にぃに、
ちゃんとそれを聞いた
ことがないんだ。
今となっては思い出すのも
おぞましいが……まぁ、
そんときはオレも酔いで
ハイになってたからな。
ノリで、貢にイロイロ
突っ込んでみたワケだ♪」
「は、はぁ……」
さすが爽介さん。強いわ。
「で、そんときに聞いたんだよ。
なんでお前はパティシエに
なったんだ? って」
「え――――!?」
瞬間的にドキッとした。
『なんで、パティシエに
なったのか』。
それは、あたしもこの数年
ずっと胸に抱えてた疑問。
そう――今だに貢にぃに、
ちゃんとそれを聞いた
ことがないんだ。