水泡玉~初恋~
距離
中学生になったから
学校の水泳部が忙しくなって
夏になってもあの人に会うことができなかった
どこに住んでるのか
何歳なのか
いつ会えるんだろうか
なんて考えがずっと頭をめぐっていた
アイタイ 会いたい
これが恋だと気づくまで
時間は あまりかからなかった。
< 15 / 15 >
この作家の他の作品
表紙を見る
あの時のことを忘れたことはない
ずっと 俺の心の中に残ってる。
「先生?・・・どうしたの?」
―――――鈴堂 ちなみ
「俺の前で我慢なんかしないでよ」
―――――榊 紘樹
表紙を見る
ねぇ、先輩
あなたが好きです。
もっと もっと
近づきたくて
もっと もっと
近くにいたい
「どうしたら先輩の近くに行けますか?」
―――――鈴堂 ちなみ
「全部、分かってた
俺以外に、
お前の気持ちなんてわかんねぇよ...」
―――――坂丘 翔
水泡玉~先生~
水泡玉~詩~
更新中です。
表紙を見る
水の中に
泡のように溶けて
玉さえ残らない
悲劇でもいい
彼方と居られるのなら
きっと
いつかは会えてよかったと
言える日がくるから。
水泡玉の小説バージョン
更新中です!
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…