男子な乙女
「あのさー…俺、美桜ちゃんに告った。」


…まじでか…?!

薫は清家のことが、1年のときからずっと好きだった。


「まじで?!やるなっ、薫っ!…で、返事は?」

「…。」


薫が急に黙った。


俺らの会話に沈黙が走った。

…やべ…もしかして…

薫フラれたんじゃ…


「もっちろんOKでしたーっ!!」
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