或いはこんなスクールライフ
そりゃあガルル君には敵わなかったけど、私だって竜種と互角に渡り合えるだけの剣の腕は持ち合わせている。

仮に天空険道で騒いでいるワイバーンが襲ってきた所で、あんな竜の亜種くらい、私一人でも討伐できる。

それなのにガルル君ったら、意外と心配性なのね…。

でも、最初はあんなに反抗的だったガルル君が、私の事を気遣ってくれているのは悪い気はしない。

これも私の事を教師として信頼して、親近感を持ってくれている証拠かな?

そう考えると、過保護なまでに私を心配するガルル君の心遣いも、何だか嬉しかった。

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