大切なもの

斎藤家

斎藤優美<emj:136>斎藤雅樹
この2人が僕のパパとママだ。

朝僕は一階で寝ている。
朝、早く目が覚めちゃうけど、
ママがすぐに降りてくるから、我慢してるんだ。

ママが二階から降りてくる音が聞こえると、
いつもママより先に
『ママ、おはよう』
って挨拶をする。
僕は偉いから、
一番最初に挨拶するんだ。

甘えるのはあいさつの後。



ママは
『おはよう、ボス』
そう言って僕を撫でてくれる。
そして、ママが着替えてから僕に長い綱をつける。
毎日の日課の散歩に出かける。
僕はすぐ疲れてしまって
お腹が痛くなるから
お家に戻りたくなる。
いつもと同じコースを
ゆっくりゆっくりママと歩く。
僕の大好きな時間だ。

疲れたら、
『お家に帰ろう』
ってお願いする。
ママは優しいから、すぐにお家に戻ってくれる。


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