約束  短編
そのまま俺は小学校三年になった。もちろん亜美も。

まだ想いを伝えてない。
「こんな弱い俺なんて、あいてにされないだろう」
と思った時もあった。

そんなある日、
親の転勤で引っ越すことになった・・・

「亜美ちゃん。今度会う時は、絶対に強くなって亜美ちゃんの事守るからね」
俺は泣きながらそういった。

「うん。絶対、守ってね」
亜美も泣きながらそう言った。                                         
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