《完》シークレットコードにご用心
―――――は?
御曹司??
……って、息子ってことだっけ?
たっぷり10秒は思考が
ストップした。
そしてようやく、頭がその
意味を理解すると同時に
――あたしは金切り声に
近い大声で叫んでた。
「マジ!!?
じゃあ、超お坊ちゃまの
大金持ちってこと!?」
「別にお坊ちゃまじゃない。
跡取りでもないし、今は
家も出てるしな。
ただ、そのおかげで
各方面に顔は利くし
金にも困らない。
それだけだ」
そう話すのは伊織本人。
「よくあるパターンの
やつだよね〜。
親も手を妬く、末っ子の
放蕩息子♪」
御曹司??
……って、息子ってことだっけ?
たっぷり10秒は思考が
ストップした。
そしてようやく、頭がその
意味を理解すると同時に
――あたしは金切り声に
近い大声で叫んでた。
「マジ!!?
じゃあ、超お坊ちゃまの
大金持ちってこと!?」
「別にお坊ちゃまじゃない。
跡取りでもないし、今は
家も出てるしな。
ただ、そのおかげで
各方面に顔は利くし
金にも困らない。
それだけだ」
そう話すのは伊織本人。
「よくあるパターンの
やつだよね〜。
親も手を妬く、末っ子の
放蕩息子♪」