《完》シークレットコードにご用心
ヘラヘラ笑うだけの
あたしを呆れ気味の顔で
見て、3人は立ち去って行った。
すれ違いざま、風間クンが
独り言みたいにポソリと
つぶやいた言葉が耳に入る。
「身につり合わない力を
持っても、ろくなことないよ。
まあせいぜい、その力に
押し潰されないように頑張って」
「………………!」
ムッカーー!
何よ。
新聞部が予算貰うのが、
まるで宝の持ちぐされ
みたいな言い方して
くれちゃって!
そんなに、弱小部に予算
まわすのがいけすかないの
かっつーの!
あたしを呆れ気味の顔で
見て、3人は立ち去って行った。
すれ違いざま、風間クンが
独り言みたいにポソリと
つぶやいた言葉が耳に入る。
「身につり合わない力を
持っても、ろくなことないよ。
まあせいぜい、その力に
押し潰されないように頑張って」
「………………!」
ムッカーー!
何よ。
新聞部が予算貰うのが、
まるで宝の持ちぐされ
みたいな言い方して
くれちゃって!
そんなに、弱小部に予算
まわすのがいけすかないの
かっつーの!