《完》シークレットコードにご用心
「えっ!! 一人でっ!?」
んなアホなぁっ
どれだけのスキルと成果が
要求されるかまざまざと
見せつけといて、それは
あんまりじゃない!?
あたしは抗議の視線を
向けたけど、緋月は
大ゲサなくらい目を丸くして、
「何言ってるの。
被害者は6人もいるんだよ。
毎日3人一緒に行動なんか
してたら、効率悪すぎる
じゃないか」
「そ、そりゃそうだけど!
でも、明日からいきなり
緋月みたいに細かい情報
収集なんて、とてもじゃ
ないけどムリだよぉっ」
「ムリ……?
聞き捨てならないなぁ。
僕達と美羽は、
取引したんだよねぇ?
部の存続と2倍もの予算を
せしめといて、僕達の
役にはたってくれないって
こと……?」
んなアホなぁっ
どれだけのスキルと成果が
要求されるかまざまざと
見せつけといて、それは
あんまりじゃない!?
あたしは抗議の視線を
向けたけど、緋月は
大ゲサなくらい目を丸くして、
「何言ってるの。
被害者は6人もいるんだよ。
毎日3人一緒に行動なんか
してたら、効率悪すぎる
じゃないか」
「そ、そりゃそうだけど!
でも、明日からいきなり
緋月みたいに細かい情報
収集なんて、とてもじゃ
ないけどムリだよぉっ」
「ムリ……?
聞き捨てならないなぁ。
僕達と美羽は、
取引したんだよねぇ?
部の存続と2倍もの予算を
せしめといて、僕達の
役にはたってくれないって
こと……?」