《完》シークレットコードにご用心
「紹介するよ。

新聞部の……最後の一人だね。

若宮(わかみや)萌々香。

2年で、あたしの
クラスメートよ――…」


そう話すあたしの声に、
ようやくソロソロとドアを
開けて、部室に足を
踏み入れる萌々香。


ESCODEのメンバーは、
幽霊だと思った時以上に
驚きの表情を浮かべて、
その最後の仲間を
見つめたのだった――…。






     ☆☆☆☆☆



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