《完》シークレットコードにご用心
そう言うと、伊織は
ゆっくりとその場の
全員を見回した。
異議のある者は? って
いう確認のためだ。
「ラジャー。
割り当ては別途相談すると
して、とりあえず異論はないよ」
最初に緋月が答えると、
その後に藍と光琉が続く。
「ボクも異議なーし」
「まぁ、他に思いつく
こともないしな」
小太郎はさっき拳を
握りしめた体勢のまま、
ブンブン首を上下に振ってる。
もちろん異論はないみたい。
最後に残ったあたしに
伊織の視線が注がれた。
あたしは少しだけ
ためらったけど、
「――了解よ」
ゆっくりとその場の
全員を見回した。
異議のある者は? って
いう確認のためだ。
「ラジャー。
割り当ては別途相談すると
して、とりあえず異論はないよ」
最初に緋月が答えると、
その後に藍と光琉が続く。
「ボクも異議なーし」
「まぁ、他に思いつく
こともないしな」
小太郎はさっき拳を
握りしめた体勢のまま、
ブンブン首を上下に振ってる。
もちろん異論はないみたい。
最後に残ったあたしに
伊織の視線が注がれた。
あたしは少しだけ
ためらったけど、
「――了解よ」