《完》シークレットコードにご用心
「……ってわけで、今、
みんなで相談をしてたとこなの。
ゴメンね。せっかく来て
くれたのに、こんな状況に
なってて……」
そう締めくくると、
しばらく沈黙が訪れる。
萌々香は気持ちを落ち
着かせるためか、何度か
深呼吸を繰り返し――
そしてようやく、
消え入りそうな声で言った。
「……わ、わかったわ……。
すごいことになってたのね
……美羽ちゃん。
なんか…ドラマみたいな話……」
――あはは。ホントにね
「まぁでも、萌々香は
関わらなくていいよ。
学校、ほとんど来ないんだしさ。
――いいでしょ、伊織??」
みんなで相談をしてたとこなの。
ゴメンね。せっかく来て
くれたのに、こんな状況に
なってて……」
そう締めくくると、
しばらく沈黙が訪れる。
萌々香は気持ちを落ち
着かせるためか、何度か
深呼吸を繰り返し――
そしてようやく、
消え入りそうな声で言った。
「……わ、わかったわ……。
すごいことになってたのね
……美羽ちゃん。
なんか…ドラマみたいな話……」
――あはは。ホントにね
「まぁでも、萌々香は
関わらなくていいよ。
学校、ほとんど来ないんだしさ。
――いいでしょ、伊織??」