《完》シークレットコードにご用心
あたしは音をたてない
ように注意して、そっと
ドアを開いた。
鉄製で錆びもきてるのに、
奇跡的に全く音をたてずに
開けることに成功する。
あたしって意外とやる
じゃん――そんなことを
考えながら、開いたドアの
隙間から、そっと中を
覗き込むと――……。
(何これ? 物置……?)
まず思ったのはそれだった。
電気はついてないのか薄暗い。
けど窓があるみたいで、
夕陽が差し込んでて
多少の光はある。
……その室内には、床の
あちこちにいろんな物が
転がってた。
ように注意して、そっと
ドアを開いた。
鉄製で錆びもきてるのに、
奇跡的に全く音をたてずに
開けることに成功する。
あたしって意外とやる
じゃん――そんなことを
考えながら、開いたドアの
隙間から、そっと中を
覗き込むと――……。
(何これ? 物置……?)
まず思ったのはそれだった。
電気はついてないのか薄暗い。
けど窓があるみたいで、
夕陽が差し込んでて
多少の光はある。
……その室内には、床の
あちこちにいろんな物が
転がってた。