《完》シークレットコードにご用心
「まさか生徒会長が犯人?


けど、ミスティーと
紫龍会がシロだってのは
間違いないよね?

なんでボク達があの日、
ヤツらを探ってたことが
わかったんだろ?」


「わからない。

だが、もし彼が本当に
今回の犯人なら。

オレ達では想像のつかない
独自の情報網を持ってたと
しても、おかしくはない」


「そーッスね……。

自分みたいにPC1台で
だって情報収集はできるし……」


様々な意見が、出口のない
迷路を交錯し始める。


けど、それはすぐに終わった。


伊織がパンと手を叩いて、
こう言ったから。
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