《完》シークレットコードにご用心
「そ、そこは未定です。
とりあえずサプライズ
企画で会長を取り上げて、
その反響で……」
「ふーん、なるほどね。
せっかく学園アイドルが
部員になったんだから、
自分達をネタにした方が
いいような気もするけどぉ?」
チラッと光琉を見て
イジワルっぽく言う本田
さんに、光琉は眉を
ハの字にして、
「やめて下さいって。
運動部の勧誘を逃れる為に
入っただけなんで、目立つ
つもりは全くないですよ」
そう表向きの理由を
話すと、サッサと進めろ、
とばかりにあたしの背中を
つついてきた。
「――てなわけで、渋谷
会長の知られざる素顔、
みたいのを知りたいんですよ!
本田さんの知ってることで
いいんで教えてもらえません?」
とりあえずサプライズ
企画で会長を取り上げて、
その反響で……」
「ふーん、なるほどね。
せっかく学園アイドルが
部員になったんだから、
自分達をネタにした方が
いいような気もするけどぉ?」
チラッと光琉を見て
イジワルっぽく言う本田
さんに、光琉は眉を
ハの字にして、
「やめて下さいって。
運動部の勧誘を逃れる為に
入っただけなんで、目立つ
つもりは全くないですよ」
そう表向きの理由を
話すと、サッサと進めろ、
とばかりにあたしの背中を
つついてきた。
「――てなわけで、渋谷
会長の知られざる素顔、
みたいのを知りたいんですよ!
本田さんの知ってることで
いいんで教えてもらえません?」