《完》シークレットコードにご用心
「そんなことないわよっ。
勝算はちゃんとあるんだから!」
「つまり、ここに潜入して
きたのがその『勝算』
なんだよね?
けど、もっと簡単に部の
存続が確約されるとしたら
――どう?」
緋月の囁くような口調に、
あたしは不覚にもピクッと
反応してしまった。
緋月はそれを見て、
さらに言葉を続ける。
「僕達にはちょっとした
つてがあってね。
売上なんて関係なく、
生徒会に部の存続を
約束させることができるよ。
条件を飲んでくれたら、
そうなるように動いて
あげるんだけど……?」
「な、何言って………」
_
勝算はちゃんとあるんだから!」
「つまり、ここに潜入して
きたのがその『勝算』
なんだよね?
けど、もっと簡単に部の
存続が確約されるとしたら
――どう?」
緋月の囁くような口調に、
あたしは不覚にもピクッと
反応してしまった。
緋月はそれを見て、
さらに言葉を続ける。
「僕達にはちょっとした
つてがあってね。
売上なんて関係なく、
生徒会に部の存続を
約束させることができるよ。
条件を飲んでくれたら、
そうなるように動いて
あげるんだけど……?」
「な、何言って………」
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